不安だ〜
今日、「100日後に死ぬワニ」が死んだ。
私は会社を辞めた。
人生色々だ。けど、結局最後に行き着くところは同じ。
そのことにとめどない安堵を覚える。
「どうせ死ぬから」と考えて安心するのは、今、不安だからでもある。
家族も、仕事も、依って立つところがなくなりかけている。
単身ドイツに行く、美大に行く、アーティストとして食っていく。
今の彼女とは遠距離。そのうち話し合って別れることになりそう。
でも、そもそも、「依って立ちたい」と思うから、なくなることが怖くなる。
最後に頼れるのは自分だけ。大丈夫。
いやあ、まあ、でも、不安だ。笑
なーーーーんの保証も、これっぽっちもない。
まだ美大受験すらしてねえし、なんならコロナで渡航すら怪しくなっている。
見通し立てらんねえ。笑
不安だ。とても不安だ。けど、自分の選択だ。後悔はしていない。
これからもしないだろうなっちゅう、それだけはわかる。
バカだなあ、自分。とは思うかもしれないけど。
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ドイツの美大に行こうと決める前、ノルウェーの大学院への進学も考えていた。
オスロ大学とベルゲン大学には出願済み。ジェンダーを勉強しようかと思って。
けど、なんだろう、最近はアカデミアに少し距離を置きたい気持ち。
耐えられなくなってしまった。怒り渦巻く渦中に身を置くことができない。
人を愛したい。人間の汚い部分が好き。一筋縄では行かないところが。矛盾した気持ちと行動が。ある意味諦めているのかもしれない。
汚いなあ、と思うこと、たくさんある。よくないなあ、と思うこともたくさん。それをひっくるめて面白いと思ってしまう。生き死にに関わることも、面白く感じる。
ええ、それを咎め禁止する私もいる。
けど、もう、その禁止に耐えられないんです。
面白いと感じること、悲しいと感じること、それを言わなくても、せめて、自分の中で肯定することを許したい。
イデオロギーをインストールしすぎて、「適切な感情」フィルターが増えすぎてしまった。なまじ人の目を気にする分、強力なフィルターになってしまった。
それを、一番自由に出せるのが、作品を作ること。
私にとっては、そういうこと。