つれづれる。

まとまんない思考を書き散らします。それで良い。かも。

作品について

【作品9】食べられる朝ごはん

【作品8】抱擁のアーカイブ

【作品7】身体の幾重

「理想の身体の形」について考えている。 一つには、私が「健常身体」というか、少なくとも、五体満足であることに対しての「罪悪感」を抱いているからである。 私の身体はおおむねとてもflexibleで(それは、物理的な意味でもそうだし、社会的な意味でもそ…

【作品6】架橋(完パスする彼女との生理についての対話)

私には彼女がいて、彼女には生理がない。 「いっそ」を制作した後、私はしばらく彼女にそれを見せることができなかった。 怖かったのだ。 この現象が、彼女との間に、圧倒的な差異として立ち現れてしまうのではないか、ということが。 むろん、別個の生き物…

【作品5】ぐにゃぐにゃ、ぐちゃぐちゃ

私自分が「こうありたい」と欲望する姿と、現前の身体には、何かしらのギャップがある。もう手に入れたものに対して「欲しい」と思う必要はない。 言い換えれば、理想の身体を求めるプロセスは、常に失敗し続けるもの、そのギャップを確認しつづける作業なの…

【作品4】木を公然わいせつ罪から守ってみた

この街を全裸で歩いたら、まず通報される。 それから警察がきて、しょっぴかれて、私は犯罪者になるんだろう。 【公然わいせつ罪は、人前で全裸になった、陰部を露出したなどというように、「公然と」「わいせつな行為」を行った場合に成立し得る犯罪です。 …

【作品3】追い出されタイヤ

**市・**町を訪れた。 正確には、訪れようとした。 以前行ったことがあったため同じバス停で降りれば大丈夫と踏んで、結局記憶力がスカスカな私は、全く違うバス停で降りた。 仕方ない、歩いていくかと考え、道端の地図で方角を確認し、歩いた。 途中、…

【作品2】「いっそ」

ある生理についての作品を見て、ああ、血の力って強いなって思った。 私も生理についての作品を作りたいと思った。 「女性固有の」現象について扱うことで、フェミニズム的な文脈の中に位置付けられるのではないかと思った。 ----------------------- 最初に…

【作品1】検品工場

死を悼みたいと思った。 あまりに薄っぺらい死たち。 ---------------------- リアリティ番組に出演していたKさんが自殺した。 新聞やLINEニュースなんかで記事がたくさん出た。 TwitterやInstagramのツイートやコメントでは、多くの人が冥福を祈り、残念だ…

ポートフォリオ作品について

芸大・先端芸術表現科の受験にあたり、ポートフォリオを制作している。 ポートフォリオには、制作過程・制作に至った背景や、作品コンセプトなどを記載する必要がある。 受験の小論文やセンターなどに関しては、正直あまり心配はしていない。 問題はポートフ…